NARAtive2010

光男の栗

LAST CHESTNUTS

イントロダクション

2009年、世界で活躍する新鋭作家として2人の監督が推薦で選ばれ、NARAtive第1弾を制作しました。

ストーリー

ある日、東京で暮らしているはずの母は奈良県橿原市に降り立つ。東京から橿原に来た理由は息子探し。息子が母の元に置いていったデジタルカメラに収められた写真を頼りに、母親の息子探しが展開する。息子の足跡を一つ一つ歩き続けたその先にあったものは、親切な息子の友人、壮大な奈良の自然、そして深い息子の母への想いだった。息子を探して歩く母とその母を想う息子のすれ違いと結びつき。ある母息子の愛のかたちを橿原から世界に届けます。

詳細情報

監督:趙曄(チャオ・イェ)/中国
日本 / 2010年 / HD / 60分 / 英語字幕 / NPO法人なら国際映画祭実行委員会 配給
撮影地:奈良県橿原市

監督紹介

チャオ・イェ

1979年生まれ。2004年、北京電影学院卒業。同年、短編アニメーション作品『Cai Wei-Weed Picker』を監督。2007年には、長編デビュー作品「Ma Wu Jia」を制作。多くの国際映画祭で上映され、中国独立電影影展では撮影賞を受賞。2008年に完成した2作目の長編「Jalainur」は第13回釜山国際映画祭にて、国際批評家連盟賞(Fiprescif Prize)を受賞。その他バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、アデレード映画祭に出品された。

上映履歴・受賞歴

2010

なら国際映画祭2010

Torino Film Festival (イタリア)

Cinema Digital Seoul Film Festival (韓国)

Kansai : l‘ autre cinéma japonais (フランス)

京都、大阪にて劇場公開 (日本)

Moma ニューヨーク近代美術館 河瀬直美回顧展にて上映(アメリカ)

撮影地

橿原市

今井町は日本に残された最後の「日本の町」です。伝統的な町屋が奇跡的に500軒も残っており、今も千人の人々が生活を営んでいます。観光客も少なく、静謐に包まれた、侍が出てきそうな町を歩くと中世にタイムスリップしたかのような感覚に襲われます。

橿原市の魅力へ

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